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天才以外の人がやるべきこと
世の中には天才がいる
まず、世の中には、「天才」はいると思います。
IT業界では、その天才の１人が、iPhone やiPad を開発した「スティーブ・ジョブズ」ですよね。
実際に、私もiPhone を使っていますし、「スティーブ・ジョブズが好き！」と言っている人も、私の周りにはたくさんいます。
そのスティーブ・ジョブズですが、「市場調査に頼らない」ということでも有名です。
具体的には、、、
「人は、実際に物を見るまで、その物が欲しいかなんて分からない。
だから、人よりも早く、欲しい物を見つけるのが仕事なんだ。」
というようなことを、スティーブ・ジョブズは言っていました。
天才スティーブ・ジョブズだからできること
ただ、この言葉を聞いて、「私には無理だな・・」と思いました。
こんなことができるのは、スティーブ・ジョブズが、「天才だから」なのだと思います。
私は、人に情報を伝える仕事をしていますが、「自分が書きたい情報」をホームページに書いても、誰も読んでくれないのですよね。
同じように、自分の作りたいホームページを作っても、そんなホームページは、誰も見てくれません。
いくら頑張って文章を書いたり、ホームページを作っても、「誰も求めていない」ということです。
では、どうしたら良いかというと、市場調査を行って、人が求めている文章を書いていきます。
人がどのようなことで困っているのか、人はどのような情報を求めているのか、、、
このようなことをまず調べて、それをまとめて、実際に自分で体験して、得られた結果を書いていきます。
まず最初に、「市場調査」を行ってから、人が求めている情報を伝えることを、私は行っているということです。
人は、自分の憧れている人や、天才のマネをしようとしますが、その天才の「断片的な一部」をマネしても、なかなかうまく行かないのですよね。
たとえば、イチローに憧れているからといって、イチローのバッティングフォームだけをマネしても、ヒットを打てるようには、ならないですよね？
少なくとも、小さいころから、自分の体を、自分のイメージどおりに動かすことができるトレーニングをしていなければ、バットという細長い道具で、クネクネ曲がるボールを高確率で打ち返すことなんて、できないと思います。
だから、インターネット業界では、スティーブ・ジョブズのような天才以外の人は、「市場調査」を、まずしっかりとやった方が良いと思っています。
市場調査はどうやってやるの？
ここでお伝えしている市場調査とは、「人が何で悩んでいるのかを調査する」ということです。
具体的には、人が何で悩んでいて、人がどのような情報を求めているのかを、調べていきます。
そして、そのために私が行っている方法は、「Yahoo!知恵袋」や「教えて！goo」などのQ&Aサイトを見ることです。
このようなQ&Aサイトには、人の悩みや疑問がたくさん書かれているので、市場調査には最適なものになります。
実際に、動画で覚える無料ホームページ制作講座 のサイトを作る前には、市場調査に半年間もかけました。
たとえば、「教えて！goo」で、「ホームページ 作り方」と検索すると、下記のような悩みを持っている人がいるということが分かります。
※ 出典：教えて！goo
市場調査を行って、「ホームページの作り方を知りたい」や「ホームページを持ちたくても、高くて持つことができなくて困っている」という人（ニーズ）が、とても多いということを知りました。
だから私は、動画で覚える無料ホームページ制作講座 という、ホームページの作り方を動画で解説するサイトを作りました。
このサイトは、公開から１０年以上も経っていますが、今でも私の事業の中心になっています。
市場調査を行って、人の悩みやニーズを知ったからこそ、うまくいったのだと思います。
事業で成功するかどうかは、「ニーズ（需要）」があるかどうか
天才スティーブ・ジョブズは、「市場調査は必要ない」というようなことを言っていました。
しかし、私のような凡人は、まず市場調査を行って、人が求めているものを提供した方が良いと思っています。
天才の真似をして、成功できればカッコいいのですが、私は、自分の能力（下の中くらい・・）をしっかりと把握した上で、仕事を行っていくつもりです。
自分が良いと思っているものや、自分が伝えたい情報を書いたとしても、それを求めている人がいなければ（ニーズがなければ）、誰も見てくれませんし、商品も買ってくれません。
だから、事業で成功するための大きな要素の１つは、「ニーズ（需要）があるものを提供すること」です。
そこに、「情熱（何が何でもやり遂げるという強い気持ち）」があれば、事業はうまく行くんじゃないかな、、、と思っています。
私のところには、「起業したいです！」・「独立したいです！」という想いがこもったメールが、たまに届きます。
そのときに、アドバイスさせていただくことは、その事業に、「ニーズ（需要）があるかどうか」です。
ニーズ（需要）があるのであれば、やる価値はあると思っています。
ただ、ニーズ（需要）があるかどうか分からないものは、正直言って、私もうまくいくかどうか分からないのですよね。（天才ではないので・・）
事業というのは、確かにやってみなければ分からないのですが、、、ただ、１つ言えることは、「ニーズ（需要）があるかどうか」が、極めて重要なポイントになる、ということです。
私の経験談ではありますが、もし良かったら、参考にしてくださいね。
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